トレーニング・デイ

またデンゼル・ワシントン
と、イーサン・ホーク

2001年アメリカ。

トレーニング・デイ : 作品情報 - 映画.com

犯罪の絶えない街ロサンゼルスを舞台に、犯罪の最前線に立つ警察官の苦悩と戦いを活写するアクション。L.A.市警に13年間勤務する麻薬捜査官、アロンソの前に、理想に燃えた新人警官ジェイクが現れる。憧れのアロンソに認められようと躍起になる彼だったが、次第にアロンソの腐敗した論理に引きずり込まれていくことに……。
初めて通して見ました。以前、なぜか最後の部分だけ見たことがありました。

デンゼル・ワシントン、なるほど。そりゃアカデミー主演男優賞も取るかも知れない。悪役の方がハマるんじゃないか、この人は。
イーサン・ホークって人については実はよく知らない。どっかで顔観たことあるなー、とも思うけど、たぶんこの映画しか観たことはない。出演をざっと眺めて有名なタイトルは「ガタカ」か。実はこれも観たことないので、今度DVD借りて見てみよう。この作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされたらしい。それも頷ける。

悪役、悪役って言ってるけど、私としてはこれは絶対に悪だとも言い切れない。実際アロンゾ(=デンゼル・ワシントン)がやった事は確かにちょっとアレだけれど、言っている事もある意味正論だとも思う。話にだけ出てくる"この人がこれまでにやってきた事"ってのも、正義じゃないだろうか。
とかって見終わった後考えさせられる部分はあったりしてつまらない映画ではないけれど、期待してたほど楽しめたものでもなかった。冒頭に書いた"オチを知ってしまっていた"事が原因か、あるいは期待が大きすぎたのか。