ソウ ザ・ファイナル

ソウ ザ・ファイナル

世界的ヒットを記録した人気ホラーシリーズの第7弾にして完結編が、シリーズ初となる3D映像で登場。前作に続きケビン・グルタートが監督を務める。ジグソウのゲームの生存者たちは、同じくゲームから生還した“精神的指導者”ボビー・デイガンの元に救いを求めて集まる。だが、ボビーの暗い過去が明らかになるにつれ、新たな恐怖が彼らを襲う。一方ホフマンとジルは、ジグソウの遺品をめぐって争いを繰り広げており……。
グロさは相変わらず・・・と言うか、これまでに比べるとちょっと控えめかな?3D化との兼ね合いもあるのかも知れない。私は2Dで見ました。
惰性で見てしまうけど、このシリーズはもうお腹いっぱいだなぁ。
1作目、2作目あたりはオチが全然読めなくて、最後の最後で驚かされた。謎が多かったので、新事実が暴かれた時の驚きもあった。ところが、最近の作品では新事実だけが次々に明かされていく感じと言うか。見ている側の興味が「真犯人は誰?」ではなくて「この人はどうやって死ぬ?」になってしまう。最後には急に新しい人が出てきて「今までのは実は全部僕がやりました」みたいな流れはどうかと。
今作も同様で、悪い作品ではないけれどおすすめするほどの物でもないかな、と思いました。それでもシリーズ通して見ている人は(私含めて)、誰になんと言われても見るんでしょうね。