ジョンQ・最後の決断

ちょっと古いけど2002年アメリカ。有名なタイトルだと思います。
ちょっとデンゼル・ワシントンでも見てみたくて借りてきた映画。

ジョンQ・最後の決断 : 作品情報 - 映画.com

最愛のわが子が心臓病に冒され、保険がきかず高額の手術を受けられないことを苦にしたジョンQは、病院の救急病棟を占拠し、子供の手術を要求するが……。現代アメリカの保険制度の矛盾を取り上げながら進行するヒューマン・サスペンス。まるで心優しき「狼たちの午後」とでもいった趣向で、犯罪者でありながらいつしか大衆の支持を得ていく主人公を、D・ワシントンがいつもながらに好演。
概要でずいぶん語ってしまっているけど...
ジョンQの取った行動は...正義と言ってしまう事は出来ないけど、悪と言う事も出来ない。「愛する者を救うために他人を殺す」なら、ちょっとどうかと思うけど。
結果的にはこうなったけど、イレギュラーがあったならジョンQはどうしただろうか。例えば、自分はドナーとして適合しないなら。そうと解っていたなら。それでもジョンQは他人を殺す事なんて出来なかったんだろうなって思う。
アメリカの制度についてはよく知らないけれど、実際にこういう人たちがたくさんいるのかな。そんな時、子を思う親の気持ちを、そのまま行動に移したなら、みんなこうなると思う。

本編は確かにちょっとミラクルが起こりすぎて、映画としてしか観られないけれど、俳優さんたちの演技は素晴らしかったです。
泣けました。