127時間

2010年、アメリカ・イギリス合作
127時間 : 作品情報 - 映画.com

登山家アーロン・ラルストンが体験した実話を監督ダニー・ボイルジェームズ・フランコ主演で映画化したサスペンスドラマ。03年、当時27歳だったアーロン(フランコ)は一人でユタの険しい谷へロッククライミングに行くが、誰も通りそうにない谷間で落下し、右手を岩に挟まれてしまう。そこから5日間、身動きの取れなくなったアーロンは必死に脱出をはかるが……。ボイル監督とともに脚本を手がけたのは「スラムドッグ$ミリオネア」のサイモン・ビューホイ。
最近まで知らなかったんだけど、これ、実は実話(←)らしいですね。が、私にとっては別に重要ではありません。
あのポーズで127時間過ごしたのかと思ってたんですが、別にそういうわけではないみたいでした。
いや確かに最初の部分と最後の部分で例外はあるにせよ、ほとんどのシーンが岩と男しか映すものがないのに、よくもまぁ映画にしてしまったものです。そういった映画の組み立てもそうだし、主演のジェームズ・フランコの演技も素晴らしい。この映画を観て、この人に対する評価もガラリと変わりました。
ストーリーだけ見ると・・・自業自得って言ってしまえば、確かにまぁ、そうですけれども。そんな状況に置かれた人間の心理状態を、非常にうまく表現してるなって思いました。

もう一回観ようって感じの映画ではありませんが。