ザ・ウォーカー
ジョエル・シルバー製作、デンゼル・ワシントン主演の近未来アクション。あらゆる文明が崩壊した近未来の地球。イーライと名乗る男（ワシントン）は、世界でたった1冊残る本を運び、30年間、ただひたすら西へ向かって旅をしていた。そんな彼の前に、その1冊の本を探し続ける独裁者・カーネギーが現れる……。監督は「フロム・ヘル」のヒューズ兄弟。共演にゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、トム・ウェイツ。デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマンって事で、まぁツマラナイって事はないだろうと思って観てみました。
世界観は好きだし、映画全体の演出とか、雰囲気がその世界観をうまく表現していて、うまいなーって感じされられました。
ただ、ストーリーは･･･。
いや、まず、原題は「The Book of
Eli」だったのを、なぜ「ザ・ウォーカー」なんて邦題にしちゃったのか。おそらく日本で上映する上でなんやかんやあるんでしょうね。日本人はあれですからね。わからなくもないです。けど、これだと全然意味が違っちゃうので、見る姿勢も変わってくるわけです。あらすじを見れば分かるんですが、この映画は歩く人のお話じゃなくて、イーライが持ってる1冊の本をめぐるお話です。
名前もそうですが、内容的にも「日本人向けではない」と言う評価も耳にしますが、理解できない事もなかったです。
決定的なのはラストでしょうか。あの終わり方じゃ納得は出来ません。なんじゃそりゃ。
なんて言ってますけど、この映画でとても気に入った部分があります。
ミラ・キュニスがかわいすぎまる。
