グリーン・ゾーン
「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」のポール・グリーングラス監督＆マット・デイモンによるサスペンス・アクション。砂漠に隠された大量破壊兵器の所在を突き止めるという極秘任務につく米軍兵士のミラー（デイモン）は、調査を重ねるも兵器の痕跡すら発見できず、情報の信憑性に疑問を抱き始める。国防省の動きを不審に思ったミラーは部隊を離れ、CIAのブラウンと独自に調査を開始するが、そこには全世界を揺るがす衝撃の真実が待ち受けていた。これを観てハッキリしたんだけど、自分が映画に求めるのは娯楽だってこと。そのためには物語が重要でそれを表現するいろんな技術があって。
つまり何が言いたいかって言うと、この作品はよく「ハート・ロッカー」と比較されるけど、こっちの方が映画としては好き。
ハート・ロッカーの記事を書いた時にどう言っていいかわからなかったけど、あっちはプロパガンダなんだ。で、こっちは映画。
で、この作品に限って言えば、映画と割り切れない部分もあるのか、変なところでリアルさがあったり。ただアクションを楽しみたいなら、この作品はちょっと違うかも知れない。
