水周りのメーカー

実はちょっと前から戸建の購入を計画してます。現在、土地の購入契約済み。引渡し未、と言ったところで、これから上物を決めていく感じです。正直ここまでにも土地に関してや、家の基本的な構造に関して色々検討してきたので、blogにまとめたいって気持ちはあったんですが、例えば土地に関してなんて言えば、一般論で語る事は出来ないので、何を書いていいのかわからなかったんですね。そういった情報はいろんな不動産屋さんのHPにも紹介されてますし。この週末は水周りのショールームをいくつか回ってきました。ここまで来ると、ようやく話が現実的・・・と言うか、感覚的に脳みそで理解できるようになります。って事で、覚書、兼、誰かの参考になればと思い、ここに書いておきます。

ショールームを見てきたメーカーは・・・

(行った順)

一応、うちで検討しているのは、1850×2200L字キッチン、1坪システムバス、トイレ(0.5坪)2箇所、洗面化粧台(幅750)です。キッチンだけ、どこに行っても規格外のデカさです。
人大(人造大理石)がいいなーって思ってたので、ステンレス系はあんまり見てません。ちなみに工務店のオススメはキッチン、風呂、洗面台までがYAMAHAで、トイレをTOTOって事で、現時点ではそういう風にプランニングしています。工務店とは全く別の経由でLIXILTOTOのオススメ、見積りを頂いています。ショールームではそれぞれで全部見てきてます。以下にそれぞれの感想を・・・。結構いろいろ書いてるかも知れませんが、あくまでも個人的な感想です。それに、ショールームの隅々まで見たものでなく、限られた時間で限られた範囲だけを見た感想ですので、その点はご了承を。



LIXIL

トステムINAX新日軽、サンウェーブ、TOEXて言うメーカーが一緒になった会社みたいです。有名どころばっかりですね。と言ってもLIXILって名前で売ってるんじゃなくて、過去の各社名がブランドになってる(?)って事みたいです。一つのショールームで色んなのを見れるので楽チンです。

全体的には、一言で言うと可もなく不可もなく。気になる欠点はありませんでした。
まずはキッチン。
見たのはサンウェーブのリシェル(RICHELLE)とアミィ(amiy)です。
ここでよかったと思ったのは、換気扇の構造です。最近の換気扇はどこのメーカーをお手入れラクラクな商品を展開しているようですが、その中でも特にここの換気扇は中まで汚れが入り込みにくいように見えました。見た目だけかも知れませんが。
元々ステンレスで売ってるメーカーさんですし、そっち好きならもっと見所もあったかも知れませんが、好みの問題ですのでなんとも言えませんね。

浴室、洗面、トイレはINAXだったと思います。ふーんって感じでした。

と言うのも、全体の中でデザインは多分一番いいんじゃないかって思います。よりどりみどりですし。ただ、これも好みですよね。正直、キッチンのシンクや、風呂場の壁がピンクだったり明るいグリーンだったりしても、私としては何もうれしくありません。そーゆーのを見て「キャーカワユイ!」なんて言える人はいいのかも知れません。

商品に関してではないのですが、案内担当の人がイマイチでした。いい人だったし、とても丁寧に説明してくれて、分かりやすかったんですが、後のショールームの担当さんに比べると、商品のいい部分だけを延々と説明しているように感じました。どの商品も欠点は1個もないと?・・・そんなはずはないと思います。このショールームだけを見ていたら気付かなかった部分ですが。

YAMAHA

あのYAMAHAの子会社、ヤマハリビングテックとゆーメーカーさんです。

全体的に、人大すげえって感想です。コンコンって叩くと、重厚な感じが音と感触で伝わってきます。

相変わらずここにも緑いシンクとかもありましたが、あえてスルーです。作業台とシンクはビックリするほどシームレスに繋がってます。それが自慢らしいです。換気扇はLIXIL同様お掃除ラクラクと言った感じでした。
YAMAHAさんのひょうたん型浴槽(Beaut)は、TOTOさんに比べると浴槽内を狭く感じます(実際に幅150mmくらい狭いです)。が、その分洗い場にも十分なスペースが確保されています。どっちを取るかですが、この空間の使い方は結構気に入りました。もちろん、浴槽でも人大の技術が光ってます。
洗面化粧台です。EPOCHと言う商品を見ました。構造自体は好きな造りでした。三面鏡ですが、合わせ鏡には出来ません。開く方向が逆なんですが、狭い洗面スペースの中で収納として利用する場合、この方向に開く方が使い勝手がいいのはわかりきった事です。ただ、洗面化粧台までまで人大である必要があるのかは判りません。確かに清潔感はあるし、傷も付きにくいらしいんですが、当然コストはあがります。
トイレは扱っていません。

案内担当の方はここが一番良かったです。各商品の長所、短所に加え、個人的な好みを織り交ぜて説明してくださいました。客に対して「コレめんどくさいから好きじゃないんですけど・・・あ、めんどくさいとか言っちゃダメですねw」とか言っちゃうところも好感が持てました。
途中、子供(4歳)が持ってきたおもちゃで風呂をガンガン叩き始めたので、すぐに注意したのですが、それを見た担当さんは「大丈夫ですよ、傷は付きませんので。それが売りですから。」と仰っていました。確かに傷一つ付いていませんでした。さすがですね。

TOTO

説明不要。東洋陶器です。

一応工務店からのオススメって事もありますので、トイレを重点的に拝見しました。トイレ以外も、全体的に文句のつけようがない高い水準でまとまってる感じです。

人大キッチンも、YAMAHAさんは継ぎ目に関して「当社の技術力は世界一ィィイ!」みたいな言い方をしていましたが、ここで見たのもかなりの精度で繋がってます。正直、素人目ではどう違うか分かりませんでした。人大そのものはコンコンした時の軽さと言うか、中の空洞を感じる感が若干ありました。
トイレはさすがです。色んな種類を見ました。どれほどの効果があるのかは分かりませんが、まず汚れがほとんど付かないらしいです。作った後で何かを塗りつけたりしているわけではないので、ゴシゴシ擦って掃除をしても、その効果が落ちると言う事はないらしいです。ここがTOTOさんのすごさですが、やはり陶器に関してはピカイチなんでしょう。で、使用後に勝手に殺菌してくれます。別に専用の洗浄液が必要だったりするわけではないらしく、水を電気分解でんでん(←なぜか変換できない)して何かを作ると仰っていました。原理を知ったからと言ってどうこうなるわけではないのですが、後で勉強してみようと思います。先のLIXILさんもそうですが、最近のトイレは節水もすごいです。大で4リットル未満とかが普通にあります(古いタイプだと13〜14リットルくらい?)。これもLIXILさんも共通ですが、トイレ掃除で一番大変な部分、便器と便座のつなぎ目の部分なんかが、ワンタッチでヒョイと持ち上がったりします。
正直トイレに関してだけ言えばTOTO一択かな、と思います。
機能が増えると、当然それに伴って金額も上がります。近づくと勝手に蓋が開くとか、使用後に勝手に水が流れるとか、私にしてみれば余計な機能です。その辺でコストをおさえつつ、掃除のしやすさや、ランニングコスト削減に効果がある部分を重視したいなとおもってます。



今回はこの辺で。
先にも書きましたが、あくまでも個人的な感想です。全ては主観ですし、誤った情報もあるかも知れません。鵜呑みにされないように。